戦争を風化させない

グアム鎮魂社例祭 第八回 2020年

 

2020年(令和二年)12月6日 (日曜日)
日米戦没者慰霊祭:於・アデラップ、グアム政府知事庁舎公園グアム鎮魂神社

解説:今年は中国武漢から始まった新型コロナウイルスが瞬く間に世界中に蔓延し、日本では2月頃から感染者が目立つようになりました。その後も感染者数が増え続け日本政府は遂に緊急事態宣言を出すようになり、イベントや集会を禁止するようになりました。これを受けて本年度7月6日に予定されていた「グアム戦没者鎮魂祭」も止む無く延期することになりました。
 とはあれ、慰霊行為は戦時に戦没されたご英霊への哀悼と感謝の気持ちを表すものですから、現世の社会現象とは別次元のもので、グアムに在留する日本人学校教諭を中心とする在留邦人から慰霊祭の問い合わせと行事挙行の要望がありました。そこで島内感染の状況と知事が出す規則を参考にして12月6日の午前10時から慰霊会を挙行しました。
 当日は集会イベントを禁じられている事から、それぞれが個別に神社へ参拝し、その後記念撮影をし、解散しました。翌週には日本国総領事館の尾形副総領事が参拝されました。  
次年度2021年の慰霊祭はコロナ禍の影響を見ながら改めて日程を決めおしらせします。

 

日米戦没者慰霊祭:於・アデラップ、グアム政府知事庁舎公園(アサン村)