戦争を風化させない

グアム鎮魂社夏季例祭 第十四回 2026年

 

グアム鎮魂社夏季例祭 第十四回

2026年(令和八年)6月27日(土曜日)快晴
日米戦没者慰霊祭:於·アデラップ、グアム政府庁舎グアム鎮魂社

 慰霊祭前月の5月、台風「シンラク」がグアム北部を通り抜け、グアム鎮魂社も被害を受けました。由緒栞が飛ばされ無惨な姿になり、祠の屋根も飛ばされて破損していました。
 数年前の超大型台風の時はその他に鳥居と大木がなぎ倒されて茫然自失となりましたが、地元日系三世のギル·篠原氏と彼のファミリーの尽力で慰霊祭前には完璧に修復が為されたものでしたが、前回学んだので人手に頼らず屋根と祠の修繕、ペンキ塗装、そして栞看板の取り付けをアサン村のサラス村長に依頼し、全体として見事に修復が為されました。
 修繕が完成して3週間後に14回目の鎮魂例祭が挙行されました。
 式典の司会役は今回から賛助会に加わったジョージ·ションソン氏。かつて観光が華やかだった頃から活躍していた著名人です。彼の司会で地元要人グアム議会議長フランク·サラス(Frank F. Blas Jr. )セネター、トニー・アダ(Anthony Ada)クリス・バーネット( Chris Barnett)の紹介があり、日米国歌とグアム民歌の斉唱に続いて今年はビリー・ママガン神父(Father William Salas Mamangun)によるブレッシングを行い、続いて靖国神社村田信昌権宮司と山本悠介権禰宜による神式の祭礼が挙行されました。参会者は総勢50名余りで日本からは元衆議院議員の杉田水脈氏ら35名、それに台北経済文化辯事所所長らが出席されました。暑さも軽い中で所要時間はおよそ90分あまりでした。 その後レストラン「珍風ハウス」へ移動しランチをし、食後は北部ジーゴの戦跡を巡り、高原山(サンタロサ山)と最後の激戦記念碑、そしてチュグリアン地元民虐殺現場で慰霊しました。

戦争を風化させない会代表 
鎮魂例祭実行委員会、賛助会代表
芳賀健介


戦争を風化させない会 2026.6.27

 本日はお暑い中ご参集くださりありがとうございました。
大東亜戦争で戦没されたご英霊に尊崇と感謝の気持ちを捧げる目的で始めた当会も今年で14回目を迎えております。その最初のグアム鎮魂例祭式典に参加されたのが当時自民党政調会長を務めておられた高市早苗様で「戦争を風化させない会」の会長、今は日本国総理大臣に就任されました。その時祭祀を務められたのが靖国神社の村田信晶様、現在の権宮司でその時は権禰宜の職を務めておられました。誠に月日の経つのは早いものです。

 さて、ここでの戦いは戦後82年にもなるので皆さんはあの時代の戦争の硝煙と惨劇を全く知りません。あの時代の戦争とは全く無縁な私達がここに集い靖国神社の祭礼の下ご慰霊する心根はただひたすら崇敬と感謝の気持ちをご英霊にお伝えしたいからにほかありません。ご英霊は「忘れないでいてくれてありがとう」ときっとお喜びでしょう。
今の時代に息をしておりますと目に付く現象事象に心を奪われ、事の本質や道理をそして真価さえ見落としがちです。この世的な生き方に走れば必然自我我欲になり自己保身に走り、先人達の尊い自己犠牲のお陰で今の幸せがある事に気がつかないものです。
 グアムの戦いの中で斃れ逝く兵士を「どうか彼らを忘れないで欲しい、彼らの勇気を讃えてあげて欲しい、彼らのことを誇りに思って頂きたい」と守備隊の師団長高品中将は大本営にそう打電していました。ご英霊が忘れて欲しくないと願うのは正にその「風化されて忘れてしまいそうになっている祖国」なのではないのかと、私は考えます。それが故に、今日この地で「私たちは忘れてはいませんよ」と参集する皆さんの姿を見てご英霊はきっと安心し感謝されるでしょう。私はそれを誇りに思います。
  さて4月14日最大風速240キロのスーパー台風「シンラコウ」が突如来襲し、この神社も被害に遭いましたが日本の有志から義援金が送られアサン村のフランキー·サラス村長の尽力によって見事に修繕がかないました。お名前を裏表紙に認めお礼申し上げます。ありがとうございました。
 末筆になりましたが、当会と縁の深い横井美保子様、また創始者のお一人であった服部章様、賛助会会長ギル·篠原様、公園局職員トニ·レミレツ様、メリッソ村ステハン·クルツ様がここ数年の間に逝去されました。皆さんそれぞれ会を支援してくださった方々です。謹んで感謝とお悔やみを申し上げます。

 鎮魂例祭主宰者、「戦争を風化させない会」代表 芳賀健介


スーパー台風「シンラコウ」神社修繕費提供者
靖国神社、薬師院と小野剛賢、若本規夫、青砥輝美、稲上豪大、藤沢鈴子、松村卓、出合義春、
美濃潮、桜大志、長沢純、小栗令蔵、新井陽子、小林アキヒロ、小林アキヒサ、三原拓仁、袴田誠一、松本直樹、後藤美由紀、加藤洋輔、小原隆由、安河内小織、渡辺智志(以上順不同)

Hafa adai!
Through the restoration and re-dedication of the Guam Chinkon Shrine, this and future generations of Japanese and CHamoru families will continue to share a place to rekindle or
build new friendships, learn more about each other’s history and culture, and celebrate the promise of developing stronger connections between our island communities. The Guam Chinkon Shrine is a small but important way for our family and many other CHamorus and Guamanians across our island with ties to Japan, to remember, celebrate, and share our rich culture and heritage with others.
On April 14th, Super Typhoon Sinlakou suddenly struck, but thanks to the efforts of Mayor Frankie A. Salas of Asan village, the repairs were successfully completed. We express our sincere gratitude. Thank you very much.
In closing, I would like to express my deepest sympathies to the late Mihoko Yokoi, one of our founders Akira Hattori, Chairman of the Supporting Committee Gil Shinohara, Park & Recreation Bureau employee Toni.Malia.Ramirez, and Stephen M. Cruz of Merizo village, all of whom have had close ties to me and our organization. Each of them supported our organization in their own way. I offer my sincerest gratitude and condolences.
Si Yu'os Ma'åse
Kensuke Haga(Representative of the Memorial Service)

参加者『戦争を風化させない会』理事桜大志様からの感想文

桜大志の男塾「第回男塾「第14回グアム大東亜戦争戦没者鎮魂例祭」」を配信いたします。
http://otokojuku.nippon-ichi.jp/column/member.php?id=1031&key=ebrhflq7tfk0oo4k4c04ckgw&uid=drahs64664gcjs4

 慰霊祭に寄せて寄せ書きが届いています。

グアムの地で眠る御霊に心から慰霊の真を捧げます
グアム鎮魂例祭が厳粛に執り行われますにあたり遠くグアムの地で眠る御霊に心から慰霊の真を捧げます。先の大戦における多くの犠牲の上に今の我々の暮らしがあります。過去の歴史を教訓として恒久平和を実現すべくこれからも取り組んで参ります。混沌とする世界情勢が一日も早く落ち着きを取り戻し世界が平和でありますように願い、鎮魂社に鎮まる御霊の安らかならん事並びにご社頭のますますのご興隆を心から祈念申し上げます。
June27,2026 衆議院議員自由民主党総務会長代理·元文部科学大臣 盛山正仁 Masahito Moriyama
Acting Chairperson, General Council, Liberal Democratic Party Member of the House of Representativ

グアム鎮魂社例祭に寄せて
 本日ここに、「戦争を風化させない会」主催によるグアム鎮魂社例祭が厳かに斎行されますにあたり、謹んで哀悼の誠を捧げます。グアム島は、先の大戦において日米両国の将兵が激しく相まみえ、多くの尊い命が失われた地であります。祖国を思い、家族を案じ、平和な未来を願いながら、苛烈な戦いの中で斃れられた日米すべての御霊、そして戦禍に巻き込まれ犠牲となられた現地住民の方々に対し、衷心より鎮魂の祈りを捧げます。
 私たちが享受している今日の平和と繁栄は決して当たり前のものではありません。幾多の尊い犠牲と、戦後、和解と友好の道を歩んでこられた先人方の不断の努力の上に築かれていることを、私たちは片時も忘れてはならないと存じます。「戦争を風化させない会」の皆様の多年にわたるご尽力に深甚なる敬意を表します。
令和8年6月27日 衆議院議員 自由民主党青年局長 平沼正二郎 Syoujirou Hiranuma
Member of the House of Representatives, Director of the Liberal Democratic Party Youth Division

私たちに課せられた大切な使命であります。
 戦争を風化させない会グアム慰霊祭のご開催にあたり、心よりお祝い申し上げます。
高市早苗会長をはじめ、開催者の皆様が長年に戦争の記憶と教訓を後世へ語り継ぎ、高級平和の実現に向けた尊い活動を続けられたことに、深く敬意を表します。本慰霊祭が、犠牲となられた方々へ追悼の思いを新たにするとともに、平和の尊さを世界へ発信し日米両国の有効と相互理解をさらに深める有意義な機会となりますことを心より祈念申し上げます。
令和8年6月27日 自由民主党兵庫県議会議長 北野実 Minoru Hitano
Speaker of the Hyogo Prefectural Assembly, Liberal Democratic Party

御霊に衷心より哀悼の誠を捧げます
 「戦争を風化させない会」グアム鎮魂社例祭が斎行されるにあたり御霊に衷心より哀悼の誠を捧げます。また、日頃から慰霊顕彰にご尽力されております関係各位の皆様に、心から敬意を表します。
先の大戦から八十一年が経ち、多くの尊い犠牲の上に築かれていることを、今を生きる私たちは深く胸に刻み、その事実を次の世代へと語り継いでいかなければなりません。本日の例祭が、祖国を思う心と命の尊さ、そして平和のありがたさを改めて感じる機会となりグアムの地に眠る御霊の安らかならんことを祈念申し上げます
令和8年6月27日 自由民主党兵庫県議団政調会長 戸井田 ゆうすけ Yusuke Toida
Policy Research Council Chairperson of the Hyogo Prefectural Assembly, Liberal Democratic Party

Staff/協力者
Mayor of Asan-Maina Frankie Salas
George Johnson/ジョージ・ジョンソン、Mike Chesser/マイク・チェサー
Yumiko’Blaisus’Hayashi/林由美子、Hideko Okuhama/奥浜秀子、林哲哉/Tetsuya Hayashi
東郁代/Ikuyo Higashi&高橋賢一郎/Kenichiro Takahashi (CapturWroks)

 

日米戦没者慰霊祭:於・アデラップ、グアム政府知事庁舎公園(アサン村)

グアム鎮魂社夏季例祭 第十四回 2026年
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